ミニ四駆 かっこいいポリカボディの作り方を紹介

ミニ四駆 かっこいいポリカボディの作り方を紹介

自分に 「プラモデルの作り方を教えて欲しい」 と言ってくれた友人がミニ四駆にハマっております。

その友人、少々悩みがあるらしく、「レース用の軽量なポリカボディでオリジナリティ溢れる格好良いマシンを作りたい!」とのコト。

自分がブログ作成を始めるに当たって大きなキッカケとなってくれたのがこの友人。
そんな友人の為にも、ポリカボディをカッコ良く仕上げる方法を纏めてみます。

※ 2020 / 10 / 25 追記
今回紹介するモデルは2020コンデレにも出展しました。

なお、今回紹介するモデルではありませんが、同様の作業工程を動画にもUPしております。

↑チャンネル登録

「文章ダケだと分かりにくい…」
そんなアナタはブログと併せてご覧ください。

ミニ四駆って何?

そもそも 「ミニ四駆って何?」 といった方に簡単に説明すると、単3電池(2本)で動くモーターを動力とした1/32スケールのクルマのオモチャです。

複数台で専用のコースを走らせてレースをしたり、屋外などの悪路で走破性を楽しんだり…。
様々な遊び方が出来るとても楽しいオモチャ。

1980年代に大ブームとなり、自分が子供の頃に夢中になったオモチャの一つです。
(ちなみに自分は数年前から再び楽しんでいます。いわゆる “復帰組” )

1990年代~2000年代に掛けて流行り廃り(失礼)を繰り返し、初心者から上級者を問わず今も多くの人に愛されています。

作りたいデザイン(モチーフ)の決め方

今回紹介するのはタミヤの 「フェスタジョーヌL クリヤーボディセット」 。

これはボディだけのキットで、シャーシ部分(動力部分)は付属しないいわゆるアフターパーツやカスタムパーツのような位置付けのモノ。

コレを自分好みのデザインに仕上げて行きたいのですが、作ったことのないヒトからしたら「デザインってどうやって決めたらいいの?」となるカモしれません。

そのお気持ち良く分かります。

以前の自分も、オリジナルデカールを作ろうと意気込んでもどんなデザイン(モチーフ)にしたら良いのかサッパリでした。

  • ネットであれこれ検索をしてみたり、
  • 自分の想像する 「カッコイイ像」 を(落書きレベルだけど)イラストにしてみたり、
  • ひたすら妄想してみたり、
  • 近所の歩道橋から走っているクルマを延々と眺めてみたり、

色々と試した結果、自分の好きなモノや好きなコトをモチーフにすることが多くなりました。

例えば、

  • お菓子が好きなら好きなお菓子メーカー
  • ジュースが好きなら好きな飲料メーカー
  • 時計が好きなら好きな時計メーカー
  • おしゃれに気を使う方なら好きなファッションメーカー

などなど、何でも良いです。

ただ、実在する自動車メーカーの企業名やロゴは使わないようにしています。
(ただし部品やパーツメーカーなどは除く。むしろ良く使う)

理由としては一部例外を除き、ミニ四駆は実在するクルマをモデルとしておらず、仮に使ってしまうと逆にリアリティが無くなってしまう気がするから。

個人の印象です。そういった作風が好きな方を否定する気は全くありません。

で、今回はどんなモチーフとしたか。

ジャックダニエル(Jack Daniel’s)(アメリカのお酒。有名なウイスキーの銘柄)のラベルをモチーフにします。

ちなみにジャックダニエルをモチーフとしたフェスタジョーヌを、数年前に作ったことがあります。

厳密には“クリヤーボディセット” ではなく、プラスチックボディで販売されているキットで作成

作った後、タミヤが主催するコンクール・デレガンス(Concours d’Elegance)(注)にも出展しました。
(注)レースとは別の、ミニ四駆の見た目を競い合う大会。

改めて見返してみると、仕上げの粗さが目立ちます。
お恥ずかしい…。
ただ、手前味噌ですが全体の雰囲気やカッコ良さでは決して悪い出来ではないと自負してます。

自分にとって思い入れの有る一台。
この雰囲気を継承し、ブラッシュアップさせたボディを作成していきます。

ポリカボディの切り出し

前置きが長くなりました。
ここで使うのが下記です。

  • ハサミ
  • 曲線バサミ
  • カッターナイフ
  • デザインナイフ
  • 紙やすり(#600 位)
  • ペットボトルの蓋
  • シャープペンシルの替え芯ケース(似た大きさや形状であれば何でもOK)

これらを使って切り出していきます。

キットを良く見ると、ボディ本体とそれ以外の部分が線で区切られています。

この線に沿ってハサミやカッターナイフでチョキチョキ。

カッターやハサミで綺麗に仕上げられない箇所は紙やすりを使用。
意外カモしれませんが、注意点の一つは比較的直線部分が長い箇所です。

このような箇所をフリーハンドで油断して削ると、僅かに波を打つように歪みます。
この歪みを極力出さないために、シャーペンの替え芯ケース(サイズが丁度良い)等を当て木代わりに紙やすりで削ると綺麗に仕上がります。

次にホイールアーチ部分。

無くても出来ますが、絶対に使用した方が良いのがプラスチック用の曲線バサミ。

コレで切り出すと作業効率が格段に上がります。
使ったコトが無ければ是非試してください。

マジでおすすめ!

一通り切ったら紙ヤスリの出番です。
ココもフリーハンドで削ると綺麗に仕上がらないカモしれません。

そこでペットボトルの蓋の登場。

“気持ち” 大きいカモ・・・。そこは微調整しながら臨機応変に活用

“弧” の部分のサイズが丁度良いので、コレに紙やすりを巻いて削ると綺麗に仕上がります。
削りすぎると修正出来ないので、少しずつ様子を見ながらゴシゴシ。

更に、フロントノーズの部分と屋根の吸気口(?)とサイド箇所もくり抜きます。

これは説明書に指示が有る訳ではないので、やりたい人だけで良いカモ。
自分はカッコ良くなると思うのでくり抜きます。

ここはカッターやデザインナイフを使ってくり抜きます。
終わったら忘れずに紙やすりや、デザインナイフ等で形を整えます。

一通り終えたところ。

フロントライトが着色されておりますが、現時点では勿論透明です。
(この時点の写真を撮り忘れたダケです)

ちなみに、塗装を終えてから切り出す方もおりますが、自分は最初に切り出します。
塗装後に切り出すと、切断箇所の塗装が剥がれたりキズになったりする場合があるので。

それと、この段階でボディ(主に裏面)を中性洗剤で洗っておきます。
こうしておくと、これから行うデカールの貼り付けや塗装を綺麗に行うコトが出来ます。

それと、大事な点が一点。

このボディの表面に透明の保護フィルムが貼ってあります。
これは塗装を行う際のマスキングとなります。

今は絶対に剥がしたらダメなモノです!!

あまり力を入れすぎてゴシゴシするとコレが剥がれる可能性がありますので、特にボディの切れ目を洗うときには注意が必要です。

フロントライトの塗装

洗浄が終わり、完全に乾燥していることを確認したら一部ダケ塗装します。

マスキング

ポリカボディ 塗装
実際にマスキングした写真を撮り忘れたのでイメージです

フロントライト箇所は凹凸で区切られていますので、その線に沿ってボディの裏側にマスキングします。

ピンセットなどを使い、テープ貼りは極力丁寧に。
雑に貼ると後悔します。

ちなみに縁取り箇所のマスキングテープは、幅2mmのタミヤ製品を使用しています。
この位の幅のモノだと曲線も貼りやすいです。
(縁取り箇所より外側は何でもOK)

使いやすいモノならタミヤ製でなくても勿論大丈夫。

塗装

今回塗装するボディの材質はポリカーボネート製で、この材質に塗装するには基本的には専用の塗料が必要。
(専用の塗料でないと色が乗りません)

では専用塗料以外で塗りたい場合はどうすればよいか?

クレオスのメタルプライマー。これで下地を施します。

ポリカボディ 下地
画像は旧タイプのモノ。「Mr.メタルプライマー」 と表記されており、現行品は 「Mr.メタルプライマー改」 と表記されている。

その名のとおり、本来は金属面に塗装するときの下地材ですが、ポリカーボネートの下地としても使えます。
使い勝手が良いのでこれを筆塗り。

ただ大変残念なことに、今日現在でこれと同じモノは販売されておりません。

現行品は「Mr.メタルプライマー 改」となっており、コレは今回の用途には向いていないのです。
理由は、少し白濁していて塗装が綺麗に映えないから。

また、旧タイプに比べてベタベタしていて、乾燥に時間が掛かるのが主な理由です。

この旧タイプの「Mr.メタルプライマー」が無ければ、代替品としてタミヤのポリカ用クリアが良いのでしょうか・・・?

でも「フラットクリア」で、「普通のクリア」が無い。
他に良さげなモノ(タミヤ製に拘わらず)があっても既に生産終了品とか。
今現在購入出来るポリカボディ用のプライマーに最適なモノが分からない。
誰か教えてください…。

こちらを使う場合は、スプレー液を少し出して液を筆で塗ります。
(吹いても良いけどマスキングを広域にするのがメンドクサイ)

また、いずれの場合でも厚塗りする必要はないです。できる限り薄く塗ります。(勿論ボディの裏から)

塗り終えたら、室温・湿度などにも依りますが、最低1~2日の乾燥期間を設けています。
(梅雨時や夏など、湿度の高い時期はもう少し待った方が良いカモ)

下地の乾燥後、クリアーイエローを塗装します。

塗装面が小さいので筆塗りしていますが、拘るならエアブラシで吹くのも良いかもしれません。
その際は他に飛散しないよう、余裕ある広範囲のマスキングを施します。

塗り終えてから完全乾燥(完全硬化)する少し前にマスキングを剥がします。
(目安時間は半日~1日未満)

これは完全に乾燥してから剥がすと、塗装が割れてしまうことがあった為。

前述した下地のメタルプライマーと同様、塗装後は1~2日の乾燥期間を設けます。

これでフロントライトの塗装は終了。

ちなみにクリアーイエローにしたのはGT300クラスのマシンを表現したかったのと、これから貼る付属のステッカーの “おもちゃ感” を少しでも消したかった為。

フロントウインドーと、左右サイドウインドーのマスキング

このマスキングにはキットに付属しているステッカーを使用します。

ここで使うのは 「⑱⑲⑳」 番。

先ずは、黄色線の箇所をデザインナイフで切ります。

使用・不使用の箇所は上のとおり。フロントウインドウもカットしますが、分割させたいダケで両方使います。(捨てちゃだめ)

サイドウインドに貼るこのステッカーは左右を間違えやすいので注意が必要です。

準備が出来たらピンセットなどを使って裏側からペタペタ。

当然だけどサイズもピッタリ。マスキングに最適。

ホイールアーチ部分のマスキング

この部分にラインを入れたい(塗装する色を分けたい)と思っているので、ココもマスキングを施します。

当然ながら、この位置✕4箇所に施さなければならない。タフな戦いになりそうだ。

ここはその名の通りアーチ状になっているので、マスキングもそれに合うようなモノを用意する必要有りです。

加工の際、手頃な使い切ったシールの台紙(と呼べばよい?)に適当なサイズのマスキングテープを貼って切り出してます。

シールの台紙だけあって、剥がすときにマスキングテープの粘着力低下が無いのでオススメ。

ただ貼るだけだと四方から剥がれてくるので、ホッチキスでぱっちん。
その後、ペットボトルの蓋の下の部分と上の部分を当てて、線を引きます。

上より下の径が若干大きい。この差を利用。
地味に面倒な作業

これを線に沿ってデザインナイフなどで切り出し、ボディに貼ります。

画像が見切れてしまった。ごめんなさい。

いかがです?
疲れました?
自分もです。

オリジナルデカールの作成

今回は先にお伝えしたとおり、ジャックダニエル(Jack Daniel’s)のラベルをモチーフにします。
自分が好きなお酒の一つで、ラベルデザインがとてもカッコイイ。
しかし、自分の知る限り理想どおりのデカールは市販されていない…。

ではどうする? 諦める?

無ければ自作するのみ。

というワケで自作します。

大仰に自作と書きましたが、要は好みのデザインをプリンターで普通紙に印刷し、それを両面テープでボディの裏側から貼るだけです。

ここで詳細を書くと長くなるので、やり方は下記の別記事にまとめました。
併せてご覧ください。

なお、スライドデカールを貼る方法もあります。
少々手間が掛かり、且つ難易度も高いカモしれませんが、美しい仕上がりになります。

製作動画も作っておりますので、気になったら覗いてください。

↑チャンネル登録

追加のマスキング

そろそろボディ本体の塗装に入りたいところ。
でもその前にちょっと確認。
このようにボディ表面の透明フィルムが剥がれているカモしれません。

○で囲っている箇所。分かり難いケド、良く見ると保護フィルムが剥がれている。

デカールを多く貼っていくと必然的に作業時間も増え、ボディに触れることが多くなります。
結果、気付かない内に保護フィルムが仕事をしてくれなくなっていることがあります。

そんなドジは踏まないという方はご参考まで。

このまま塗装すると…
全米も震撼するレベルです。

せっかく積み重ねた作業を台無しにしない為にも、追加のマスキングを施します。
こんなときに使用するのがこちらのマスキングゾル。

これは塗るタイプのマスキングで、乾くと剥がせるモノです。
それと水性なので、上手く剥がせない場合は水洗いでも落ちます。

コレをこのように塗っていきます。

大事を取って過ぎて塗り過ぎた感もありますが、そこはご愛敬。

勿論、テープでマスキングしても問題無し。
要はしっかりとマスキング出来ていれば大丈夫。

ボディ本体塗装

お待ちかね。
追加のマスキング(必要な場合のみ)が済んだら塗装です。

これでシュッシュ。

タミヤ、「ポリカーボネートスプレー PS-5 ブラック」。
型番だと、「PS(の後に番号)」となっています。

必ずポリカーボネートに対応している塗料を使用。
対応していない塗料だと塗料が上手く乗らない。

スプレーの吹き方

吹く前に作業効率を上げるため、ボディ(表)に適当な取手を付けます。
取手といってもそんな立派なモノでなくて大丈夫。
自分は自販機で売っているような何処にでも有るカンのボトルを使っています。

この蓋の部分にボディ(勿論オモテに)をくっつけます。
これで塗装の際、ボディを直接触れないで良くなります。

いつ、何処で吹く?

屋内でスプレー塗装が可能なウラヤマ環境が整っていればベストですが、屋外で行う場合は下記の日を見計らって実施します。

  1. 出来る限り湿度が低い日
  2. 出来る限り晴れた日
  3. 出来る限り風が無い日
  4. 出来る限り近隣の風当たりが強くない日

上記に実施しないと、埃を巻き込んだり塗装面がポツポツしてきたりとキレイに仕上がりません。
「4」に限りポツンと一軒家にお住まいの方、もしくは村 8分に耐えられる鋼のハートをお持ちなら問題なしです。

自分は住宅密集地に住む蚤のハートの持ち主なので「4」も考慮します。

スプレーのコツ

基本的なスプレーのコツは一度に厚塗りをしないこと。
一気に吹くとダマになったりムラになったり塗料が垂れてきたり、良いことはありません。

まして今回は紙製の手作りデカールを使っているので、少しずつ薄く吹かないと折角のデカールに塗料が染みてきます。

具体的な吹き方は、スプレーとボディを20~30cm位離し、「一方からもう一方へ、一方からもう一方へ…」と繰り返し吹いていきます。
文章にすると難しいのですが、「シャ~~…」ではなく、「シュッ、シュッ、シュッ…」と、塗料を軽く乗せる感じ。

しつこいデスが、くれぐれも一気に吹かないように。

本体色(ブラック)の塗装

早速塗装。

言わずもがな、ボディの裏から吹きます。

まだまだ
もっともっと
ここで手を止めるのはモグリ
安心は出来ない

軽く4段階吹きましたが、まだまだです。
パッと見は十分に見えるかもしれませんが蛍光灯にかざすと、

デカールの境目から光が
スケスケ

主にデカールの境目付近に塗料が行き届いていないのが分かります。
この場合は、スプレーの塗料を筆塗り等で少しずつ盛ってあげます。

黒々

全ての気になる箇所に一連の作業を施したら、再度スプレーで吹きます。
終えたら光にかざしてチェック、塗り、チェック、塗り…。

投げ出したくなったら負け。

裏打ち(シルバー)塗装

ここで言う「裏打ち」とは、色が透けて見えないように塗装することです。

今回は本体色が黒なので、透けて見える心配は少ないです。しかし、その色単体だと透けてしまうような、透過性の高い色の場合は裏打ちした方が良いです。

今回はシルバーで塗装します。

タミヤ PSー12 シルバー

必ずシルバーという決まりはありませんが、本体のホイールアーチ部分をシルバーにしたかったこともあり、この色で塗装します。

ホイールアーチのマスキングを剥がし、ボディに黒色をスプレーしたときと同じ要領でシュッシュします。

と、その前に少々注意点を…。

マスキングテープを剥がす際の注意点

マスキングテープを剥がす際、マスキングの境目につられて剥がしたくない塗料まで剥がれてしまうことがあります。

理想のパターン↓

悲惨なパターン↓

見比べるとお分かり頂けるでしょうか。

今回使用しているポリカボディ用のスプレー、通常のラッカー系スプレーと異なりネバネバとした伸縮性があります。

この特性が悪さをします。

 

この事態を避ける為、デザインナイフで境界線を軽く切り込みます。
面倒カモしれませんが、ここは一手間加えておいた方が無難です。
それが終わったら裏打ち開始。

・・・

・・・

ひととおりスプレーした画像を載せようと思ったのですが、撮り忘れておりました。

がーんだな

悔やんでいても仕方無いので筆を進めます。

フロントウインドー、サイドウインドーの塗装

ここを塗装する前に、最後のデカールを貼ります。
以前に紹介した矢印のコノ部分です。

何故にわざわざカットして貼ったのかはこういう理由が。

この上の箇所ダケ本体から剥がしてデカールを貼り、塗装の行程に進みます。
ちなみにこの時点の写真も撮り忘れました…。

反省

次にフロントウインドー、サイドウインドーのマスキングを剥がしてスモークを塗装します。

使用するのはコレ。

タミヤ PSー31 スモーク これを使用

このスモーク、調子にのって吹き付けすぎると 「その筋の車」 の様に、かなり濃くなります。
承知の上で濃い目を狙うなら問題無しですが、黒ボディでそれをすると折角マスキングをして色分けした苦労が報われないカモしれないです。

なので今回は薄めに塗装を施します。

 

具体的には、「シャ、シャ、シャ、シャ、シャ・・・」と、軽く5回くらい吹きます。

各ウインドウの濃さはこの位。
フロントウインドウの上のデカールは前述したとおり。
ボディ表面が汚れているのは気にしないで大丈夫。

コレで足りなければ、同じ工程を1セット追加で。
吹き終わったら忘れずに乾燥タイムを設けます。

脱皮

さてさて、ボディ本体の透明保護フィルムを剥がします。
個人的にとても楽しみな行程。

嫌でも昂ぶる。

それでは早速剥がします。
ご開帳。

細かな箇所も要所要所にデカールを。
※ちなみに今発売されているミニ四駆のモーターは、マブチモーター製ではなかったカモ。
でも自分の中では、「ミニ四駆」と言えばマブチ製のイメージが強いのでコレで良し。
撮影スキルが欠落しているので見難い部分もあるカモしれません。
ご了承を…。

文字通り一皮剥けました。

控えめに言って美しい、異論は認めない。

このフィルムを剥がす為にここまで手間暇掛けてきた、といっても過言ではない。
ピカピカです。並の一年生なら形無しレベル。

冷静になって要観察

ただ残念なことに、落ち着いて良く見ると所々失敗の痕。

白丸箇所。デカールの接着(密着)が甘かったので白く濁ってしまった。
このような凹凸箇所は難しいのです。
矢印箇所。ホイールアーチのマスキングが甘かったのか、黒色が所々見え隠れ。

自分のマスキング、デカール張りの技量もまだまだだとヘコみます。

修正

ヘコんでいても仕方ないので、気を取り直して修正を。

ホイールアーチ箇所については、紙やすりやデザインナイフなどで付着した余分な塗装を少しづつ削り、必要であれば再塗装(筆塗り)を行って修正を加えていきます。

ですが、屋根部分のデカール密着不足は諦めるしかありません。
仮にコレを修正するとなるとかなりの大手術。極論、最初から作り直すレベル。

悲しいケドこれが現実。

で、修正したのがこちら。

矢印箇所を修正。多少はマシになりました。
ついでにフロント部分も。裏打ちのシルバーがバリの様になってたので修正。
(若干残ってますが、現物を見るとそんなに目立たないのでコレで良しとします)

まぁ、こういった失敗も貴重な経験と割り切ります。

一通り修正が終わったらキットに付属しているキャッチャー(ボディをシャーシに載せる為のモノ)を付けます。

まとめ。それとチョット思うこと。

色々と手間暇を惜しまなかった結果、完成致しました。

シャーシに載せてみたところ
感慨深い
良き…
スポンサーにBBSが貼ってあるのに、ホイールがそれっぽくないのは目を瞑ってください。
アルミホイールでもう少し違ったデザインのモノが有れば良いのですが・・・。

どうでしょうか?
自分としては、コンデレに出す位の勢いで気合いを入れて仕上げた一台。
だけど人によっては、

  • どうせ走らせてればキズだらけになるし・・・、
  • そんなに塗装すると重くなるし・・・、
  • 最悪壊れるかもしれないし・・・、
  • そんなに時間掛けても・・・、
  • etc・・・、etc・・・、

なんて思うかも。
そのようなお考え、ぶっちゃけ否定は出来ないです。
観賞用ではなく、走らせることが前提なら実際そうだと思います。

デモね、大袈裟かもしれないけどミニ四駆のボディって自己主張みたいなモノだと思うワケ。
自分でカッコイイと思えるボディが走っている、それを眺めるダケでも楽しくないだろうか?

塗装も結構な厚塗りなので、重量も増えるし少しでもレースの勝率を上げたいと考えている人には正直オススメは出来ない。

仮にレースで勝つと生計を立てられる位の賞金が出るのであれば、こんな悠長なコトはやらないかもしれない。

悪く言えばレギュレーションの穴を付く反則スレスレ行為で、少しでも勝率を上げる方に注力するのが良いかもしれない。

だけど実際は?

やっぱり趣味の世界だと思うし、楽しんでナンボだと。

タミヤ公式のレースは勿論、各地で開催されている草レースでも、気取った言い方をすれば勝つことと同じくらい自分と周りの「記憶に残る」レースを目指したいと思うワケです。

「隣のアレ、カッコよくね?」

なんて言ってくれたり、思ってくれたら素直に嬉しいワケです。
魅せるボディワークに注力するのも一つの楽しみ方なのではないかと思うワケです。

もしも 「最近ミニ四駆熱が冷めてきたなぁ…」 なんて思っていたら、ご自身だけのお気に入りのボディを作ってみてはいかがでしょ?

折角の趣味、長持ちするカモ。

まぁ偉そうなことを散々書き散らしましたが、自分は公式レースで勝ったことは一度も無し。

「0勝 、覚えてない位の負」

何か問題でも?

レース用のマシンを組んでいても気がつけば、
「格好良く魅せるにはどうすれば…、ここにマスダンをつけるとダサいし…」などと外見のことばかり頭にチラつく。

そんな自分、夢は実車系ボディ(変に切り刻んでいない、原型を留めた)で勝つこと。

いつになることやら…。