今回はタイトルのとおり、爪(ネイル)の研ぎ出し方法を紹介します。
記事のタイトルを見てお越し頂いた方の中には、私のことを美容関係者(もしくはそれに準ずる人間)か何かと思う方がいらっしゃるカモしれませんが、全く違います。
プラモデルを作ることが趣味のタダの中年男です。
この記事はそんな中年男が自信の趣味を活かし、妻の爪を磨くという大変ハートフルな内容となっております。
本職のネイリスト様が行われている方法は存じませんが、こと「磨くコト」に関しては自分もそれなりに数をこなしている自負があります。
ただし素材はプラスチック。
「爪を輝かせたい!」と、人知れず日々弛まぬ努力を続けておられる淑女(オッサンでも構いませんが…)のアナタ、少なからず参考にるかと思いますので是非お読みください。
妻の爪
運の良いことに、自分には妻(以降、相方)がいます。
惚気るつもりはないけれど、私には勿体ない良き相方。
そんな相方、以前から爪の表面がデコボコだと悩んでおります。
“食生活や生活習慣を改善してみては?” とも伝えたのですが、相方はもともと結構気を使っている様子。
医者に診てもらっても改善が難しそう。
自分は医学的なコトに明るくない為、根本的な改善をしてあげることは出来ない。
・・・ただ、磨くことは出来る。
「爪なんてプラスチックみたいなもんでしょ?」 といった自分の一言に哀れみの眼差しを頂きました。
想定内です。
怪訝な表情を崩さない相方を説得し、「取り敢えず親指1本だけならやっても良い」と、了承ゲット。
という訳で、相方の気が変わらない内に爪の “研ぎ出し” をしてみます。
研ぎ出し(トギダシ)とは?
研ぎ出し(トギダシ)とは、一言で言うとツルツル&ピカピカにすること。
車のプラモデル等でよく使われる技法です。
モーターショー等で、ピカピカに磨き上げられたスポーツカーとかをイメージすると分かりやすいカモ。
参考記事↓
基本的に塗装を施した面に行う作業ですが、今回は応用編(?)ということで素材(爪)そのものに施工します。
揃える道具
必要なモノです。
- 紙ヤスリ(粗め~細かめ 各種)
- コンパンド(粗め~細かめ 各種)
- 柔らかいウエス
ヤスリがけ
先ずは粗め(300番)の紙やすりで軽く少しずつ削ります。
※やり過ぎないようにしてください。爪が薄くなると痛みを伴うコトがあります!
右手親指から順を追って始めます。
これ以降の紙ヤスリの画像は、あまり変わり映えしないので載せませんが、#1500 と #2000 でおしまいです。
この時点だと、見た目は曇っているように見えますが気にしないでOK。
コンパウンドがけ
紙ヤスリで削り終わったら、コンパウンドで磨きます。
コンパウンドでの効果的な磨き方は別記事に纏めておりますので、コチラをご参照ください。
※先に貼ったLINK先と同じです。
このあたりから一気に艶やかになります。
順番にスタート。
15000番で磨くとかなりピカピカになります。
結構イイ感じじゃないですか?
相方の表情も爪と同様に輝いてきました。
この調子で残りの爪も磨きます。
個人的にはこれ位の磨きで良いかなと思いますが、さらに輝かせたい場合は各番数の間隔を狭めて磨くと良いです。
それと、折角ここまで磨いても日常生活を送っているとどうしてもキズが付きます。
少しでもそれを予防するために、ウレタンクリアー等でコーティングした上で研ぎ出したかったのですが、さすがに肌への影響が怖かったので我慢しました。
(相方にも全力で拒否されました)
まとめ
市販のネイルのクリアーってどんな感じなんでしょ?
多少時間がかかっても(数日位で)カッチカチに完全硬化するなら、その上から研ぎ出しすると更に輝きが増しそうです。
加えて爪を保護する効果も得られそう。
書いていて思いましたが、本職のネイリストさんも日々こういったことを考えているんですかね?
もしそうならちょっと気持ちが分かった気がします。
それと、今回紹介した方法は電動工具などを使わない手作業です。
そのため、結構時間が掛かります。
自分は電動工具でルーター(リューター? 正しい呼び方が分からない・・・)を持っており、作業効率が上がると思って使ってみましたが、磨かれる側からすると摩擦熱でとても耐えられるモノではありません。
爪磨き初心者の自分には想像も出来ないコトでした…。
すまねぇ、相方…
なので爪磨きは優しく丁寧な手作業で行ってください。
またまた